工場清掃におけるドライアイス洗浄はなぜ効果的?仕組みと特徴を解説
2025/02/03
こんにちは!愛知県瀬戸市を中心に多種多様な状況に応じて工場の清掃を行っている【株式会社エーゼット】です!工場清掃は、生産性の向上や製品の品質を維持するために欠かせない作業の一つとなってきます。しかし日々機器などを稼働させている工場内ではさまざまな場所に汚れが付着し、短時間で除去するにはどうしても手間がかかってしまいます。そこで注目されているのが「ドライアイスを使った洗浄」となります。今回はそんなドライアイス洗浄の仕組みについて詳しく解説していきます。一緒にドライアイス洗浄の特徴についてもご紹介していきますので、環境に配慮した洗浄方法について知りたい方は、本記事の内容をぜひご覧いただけたらと思います。
目次
ドライアイス洗浄の仕組み
汚れをどうやって落とす?
衝突・衝撃力
ドライアイスを専用の機械を使って圧縮空気で加速し、洗浄したい対象物に噴射します。噴射した後、対象物に付着した汚れが瞬間的に冷却するのに対し、付着物は常温を保とうとするため、その温度差によって熱収縮を引き起こし汚れが取れやすくなります。またドライアイスが付着物に衝突することで表面にひび割れや亀裂を発生させるため、対象物から剥がしやすくなります。
体積膨張・剥離
熱収縮や衝突によって亀裂やひび割れが起きた付着物の隙間にドライアイスが入り込み、個体から気体へと変化し体積膨張を起こします。膨張によるエネルギーによって小規模な爆発(昇華)が発生し、対象物から汚れを引き剥がします。
特徴
4つの特徴をご紹介!
対象物を傷つけない
ドライアイスは硬度が低いため、金物やガラスなどの製品の表面に傷をつけることなく洗浄をすることができ、汚れを確実に落とすことが可能となります。また目に見えない場所や隙間にもドライアイスが深く入り込むため、隅々まで綺麗にすることができます。
残留物を残さない
ドライアイスは個体で発生しますが、最終的には気体へと昇華するため残留物を発生させず洗浄をすることができます。残留物が発生しないことで後片づけをする時間を短縮することができ、付着物の回収や廃棄処理を行う必要がなくなるため後処理を省きコストを削減することができます。またドライアイスは副産物である二酸化炭素を利用して作られたリサイクル品なため、環境に優しくエコな洗浄方法となります。
水を使わずに洗浄することができる
工場内には水を使って洗浄をすることができない機器や場所があります。そんな時にドライアイス洗浄を利用することで、水や洗剤を使わず汚れを落とすことができ、汚水の発生を防ぐことができます。また洗浄するのに分解しなければならない機器なども、分解作業をすることなく洗浄することができるため、時間を短縮することができます。
まとめ
ドライアイス洗浄は、汚れを瞬時に除去する高い洗浄力を持ちながらも、対象物の表面を傷つけることなく効率的に洗浄できる方法となります。また複雑な形状の機器や手が行き届きにくい高所の場所でも、この洗浄方法と利用することによって綺麗に清掃することができ、後処理をする必要もなくなってくるためコストを削減することが可能となってきます。本記事でご紹介した内容をご参考に、より効率的かつ環境に配慮したドライアイス洗浄を活用してみてはいかがでしょうか?
「株式会社エーゼット」ではさまざまな方法を駆使し、ご依頼主様のご要望に合った適切な方法で清掃プランをご提示させていただきます。ご予約などは随時ホームページから承っておりますので、瀬戸市で工場清掃業者をお探しの方は当社へお任せください!
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